AWS Certified Solutions Architect - Professional

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AWS認定ソリューションアーキテクトプロフェッショナルに合格した。これもまた難易度の高い資格という事で、合格までのことをメモをしておく。

 

問題数は75問。合格点は1000点満点中750点以上とのこと。ギリギリのギリで合格。1000点÷75問で1問あたり約13点と考えられるので、あと1問落としていたら不合格だったかもしれない。ギリギリのプロフェッショナル。

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約190分で75問なので、1問当たり2分半ぐらいのペースで解答する必要がある。このペースだと見直し時間がないので、大体1問当たり1分半で解き、112分ぐらいで全問題を一周。各問題に見直しフラグをつけることができるので、解答に自信がないフラグ付き問題は、残り70分で見直し。それでも時間が余ったら、フラグのない問題も念のため見直し。そんな感じで試験はこなした。

 

参考書、問題集

結論から言うと、学習教材は以下だけでいいと思う。

 

とてもわかりやすい解説で、なぜ正解なのかが詳しく説明して書いてある。

 

これとcloud licenseなどの有料web問題集を繰り返し解答する。

 

https://cloud-license.com/

 

自分の場合、本試験モードを行い、誤った回答のサービスや問題を集計して、そこを重点的に学習した。

 

 

以下の参考書も買った。これは問題の解説というより、サービスの詳細が書いてあることがメイン。わかりやすいけど、さっき紹介した赤本の方が理解しやすかった。

 

 

緑の参考書のこちらは、ひたすら問題がある。参考書というより、問題集に近い。ただ問題集はcloud licenseなどで事足りるから、これは買わなくてもよかったかなと思ったりした。役立たないわけではない。

 

あとはAWS公式のサービスごとの資料集である、ブラックベルト。

https://aws.amazon.com/jp/events/aws-event-resource/archive/

 

ここで理解が薄いサービスを詳しく理解する。

 

 

試験の感想、傾向

出題されるサービスが幅広く、非常に難しかった。普段インフラレイヤーのサービスばかり扱う仕事をしているので、アプリケーション周りのサービス、APIゲートウェイ、DynamoDB、SQSなどの問題に苦しめられた。インフラからアプリケーションまで幅広く出題されるのが、難易度が高いと言われる理由だと感じた。若干、アプリケーションの話が多めかと感じた。

それとかなり大きな規模のシステムで使うサービス、OrganizationsとかControlTowerとか、アクティブアクティブ構成のマルチリージョン関連の話も多く、実務ではそこまで使わないサービスや構成の問題が難しかった。

 

有効期限が切れる3年後にまた受けなければいけないのだけど、今回ギリだったので次は合格ラインを大きく超えて、余裕で合格したいところ。ただ、それぐらい難しかった。子育てしながら仕事しながら、ダイエットもしながらこの資格を取ったので、なかなか困難を極めた。

 

 

ウォーリアー

 

ウォーリアー

ウォーリアー

  • Joel Edgerton
Amazon

 

けっこう前、それこそもう10年弱前ぐらいにレンタルで見て、大感動。すぐにブルーレイを買ったものの、見る機会を失い、封をあけていなかった。

今になって改めて鑑賞。いやあ、いつ見てもいい映画ですね。なんでそんなに売れなかったのか、理解に苦しむ。それぐらいの大傑作。

 

この映画でアカデミー賞にノミネートされたニックノルティ。それも納得の渋い演技。

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↑おじいちゃんを泣かせないで…。

 

ニックノルティの若い時の映画も素晴らしいけど、老年期もこういう傑作に巡り会えて、いい演技ができているのは素晴らしい。昔見た時は、息子役の2人兄弟、トムハーディーとジョエルエドガートンに感情移入して見ていたが、あれから数年経ち、自分も子供が生まれてからウォーリアーを見たところ、お父さん役のニックノルティに感情移入して涙が止まらんかった。

人生酸いも甘いも経験して、確かに己のやった所業で息子2人から恨まれるのは仕方ないが、本人ではどうにもならない事情もきっとあったのでしょう。その罪を1人背負って、罪滅ぼしに断酒して、1人寂しく余生を送る親父。俺はこうなりたくないな、と思いながら見たよ😭 好き勝手生きた男の末路だから仕方ないにせよ、なぜか涙無しには見れなかった。

 

トムハーディー演じるトミーを見て思い出したのは、地元でぐれてしまった知り合い。家が荒んでると、こうやってグレるよな、という良い例。私の地元だと、そういう子は極道に行ってしまう。むしろ家にいるより、その方がマシと思える環境でそうなってしまうのだけど。トミーも同様に、極道ではないけれど、国が運営する暴力装置、国営極道とも呼べる海兵隊に入る。

スーパー暗殺者のジョンウィックも元海兵隊という設定があったり、フルメタルジャケットも海兵隊の話。なので国営極道と呼んでも差し支えない組織でしょう。

 

 

そんな海兵隊でも、「仁義なき戦い」に巻き込まれて、やっと見つけた海兵隊という家族を失ってしまうトミー。どうにもやり場のない怒りを父にぶつけるトミー。殴られる以上に痛々しくて、もう見るのも辛い感じ。彼を見て、そうだよな、地元にいた不良と呼ばれる子もこんな感じだったな…、とふと思い出したのだった。

 

 

他にも兄弟以外にもサブキャラたちがみんなキラリと光る感じで、とてもいい。

兄ブレンダンのコーチになるフランクグリロも良い。最近はスーパーマンの新作にも出ていて。

ブレンダンのMMA復帰に反対しつつ応援する妻、ブレンダンの教え子たち。ブレンダンの地下格闘技を避難しつつ、家ではこっそり見て応援してる学校の校長先生。どのキャラもほんと良いんですよ。

単にリアルなMMA映画というのではなくて、誰かが誰かをそれとなく応援してるのが盛り上がる。兄については、家のローンの支払いに困って、仕方なくプロの試合に出るという話だけのはずが、みんなからの応援を胸に、みんなの想いを背負って試合に出る展開が素敵。本作がドラマとしてよくできてるのはこういうところ。

 

監督はこの後にベンアフレックのコンサルタントを作ったけど、そちらは未見。見てみたいところ。

 

 

Project Management Professional(PMP)資格を取得したので、勉強したことをメモ

基本的に映画ブログですが、稀な体験だったこともあり、こういう話もたまに掲載。生活のために仕事をやってるのであって、そんなに仕事が好きじゃない。もしも億万長者なら、ずっと映画を見てるか、映画製作でもやってる。

 

そんなわけで資格よりも実務経験!というキャリアを歩んできた。だが時代の進歩、ユーザーに接するポジションになっていくにつれ、資格を取らなければならない状況になってきた。

長年ワークライフバランスよりもワーク&ワークだったこともあり、どうしても資格取得、勉強に時間を割くことが難しかった。まさにKKD、「勘と経験と度胸」の経験主義者だった。しかしコロナによるリモートワーク増加、転職による環境の変化で、少しずつワークライフバランスも改善。可処分時間が増えたことなどもあり、ついにPMPに挑戦することにした。

 

PMPってなに?

Project Management Institute、通称PMIという組織が発行するProject Management Professional(プロジェクトマネジメントプロフェッショナル)という資格。アメリカでできた組織で、世界中のプロジェクトマネジメント事例(軍事、製薬、ITなどの様々なプロジェクトの事例)を収集し、効果的なマネジメント手法を研究し、この資格を主催する組織。簡単に言えば、現場監督プロ資格みたいなものか。この資格を持っていると業種問わず、IT業であろうが、製薬業だろうが建設業だろうが、その人は現場(=プロジェクト)監督のプロを名乗れる。プロジェクトは「現場」とも言えるし、「事業」とも言える。その両方みたいな意味合い。同じようなプロジェクトマネジメント資格は他にもたくさんあるが、PMPは世界で通じる資格となる。

 

・・・とここまで書いたが、この資格を持っているからといって世の中そう簡単じゃない。あくまでも最低限のスキルがあることを証明した資格、ととらえておくのがベスト。現場でもPMPを持っているけど、仕事ぶりはウーンな人は多数見たことがある。今度は自分がそう言われないように、日々精進しないといけない立場になってしまった。

前の職場の上司もPMP保有者だったが、「1000%理想論、でも覚えておくと損はない話ばかり、ただ実務でこれを全部忠実にやると仕事にならない」と言っていた。

 

 

自分の経歴や環境

IT企業勤務、キャリア10年超えになってきたお年頃。PMBOKに準拠したプロジェクトに参画し、リーダー、メンバーとして配属されたり。

あるプロジェクトでは、PMP用語(ステークホルダー、ウォーターフォール、WBS、マイルストーンなど)が日常会話で飛び交う環境で、あまりにも用語がわからず。当時最新だったPMBOKガイド第5版をKindleで購入し、用語を覚えたりしていたことがあった。そして過去のPMBOKガイド第5版の読書経験が今回役に立ったかと言えば、そうでもない。どちらかといえば、PMBOK準拠プロジェクトでの業務経験が役に立った印象。PMBOKは現在第7版で、第5版とは大幅に内容も異なっていた。

 

 

大まかなPMPの流れ

大きく分けて以下のような流れでPMPを受験する。このあたりはネットに詳しい記事がたくさんあるので、概要に留める。

  • 業務経歴の確認:大卒で3年以上、高卒で5年以上の業務経験が必要なのでそれをまず確認。
  • 35時間研修:自分は会社の研修制度を使ったが、Udemyなどでも格安のコースがあるとのこと。格安な分、全部英語とからしい。
  • PMI公式サイトでアカウント登録:新規アカウントを作る。
  • 監査:35時間研修の実績ができ、PMIアカウントで研修の実績登録、勤務先企業やプロジェクト実績(職務経歴)を作り終わると、基本的に受験に進むことができる。ただし、まれにPMIからの監査が発生。自分はこれに引っかかった。監査にあたった場合、大学の卒業証明書(英語)と、現在勤務している会社やプロジェクトの上司など、第三者から勤務経験の証明が必要。自分は上司のメールアドレスを指定し、その後届いたメールに従って承認処理をしてもらった。稀な体験らしいのでメモ。
  • PMIにて試験を予約:自宅かテストセンターを選択可能。ただし自宅は音が聞こえてはならない、家に宅急便など勧誘がきてピンポンを鳴らしても即失格とのことで、安全を確保するためにテストセンター受験にした。
  • 受験

 

自分がやった学習方法

  • 35時間の研修に参加:これを受けないと受験資格がないので参加。
  • 35時間研修の配布資料を読む:読んだけど非常に抽象的なので、文字を読み進められても独特の用語が多く、意味をよく理解ができないという珍現象が発生。範囲もとてもボリューミーで、とてもじゃないけど全量を読むものじゃないと判断。
  • PMBOKってなんだっけ?を思い出すために以下の簡単な本を購入

    ただ自分には不要だったように思う。とりあえずサクッと読めてわかりやすくプロジェクトマネジメントの概要を理解できる。

  • 有名な参考書を購入:PMP完全攻略テキスト

 

 

PMI公式が出すPMBOKガイド第7版。この日本語訳版を書いた方(鈴木さん)が出している書籍が、PMP完全攻略テキスト。PMPを受けるなら定番と言われる。ボリュームもそこまで多くないので、2週ぐらい読むとよいといった感想をいくつか読み、それにしたがって通読。なんとなーく、「さわり」レベルの概要でPMPを理解することはできた。あくまで「さわり」レベル。PMPって日本語が難しいんだな、という感想を持ちつつ、YouTubeを見るとPMPを紹介しまくるYouTuberに遭遇。

 

 

※「<新版>日本語の作文技術」37ページより引用(太字はわたしが強調)

 

 わかりにくい悪文の例は、よく翻訳にみられる。翻訳という仕事は大変な作業で、公刊した単行本として私も『エスキモーの民話』(すずさわ書店)一冊だけ[注3]があるが、もうご免だ。翻訳は①まず原文の意味を完全に理解し、②それを完全な日本語として建築する――という二つの仕事を、どちらも同じ比重でしなければならない。どちらが不完全でも落第である。ところが、二つとも不完全な訳書がいくらでも刊行されている。当人が原文の意味を理解していないで、どうして日本語として完全なものになりえようか。だからそういう訳書は、日本語として意味のよくわからないところで原文にあたってみると、たいてい誤訳している。

 しかし多少の誤訳があろうとも、もし②の作業――日本語として完全な建築がなされているなら、少なくとも「わけがわからぬ」ということにはならない。反対に、外国語がいくらペラペラで理解は完全(①の方)であっても、日本語作文(②の方)がダメであれば、翻訳したことにはならぬであろう。そうした場合のわかりにくい原因には、やはり修飾・被修飾の距離の離れすぎが圧倒的に多い。

 

 

名(迷)訳がアジャイル実務ガイドは多く、読み進めることが正直辛かった。

かなり以前に買った、「アジャイルな見積りと計画づくり」のほうが、日本語的にもアジャイルとしてもわかりやすかった。アジャイル実務ガイドは高いので、コスパを選ぶならこちらを読んだほうがいいように思えた。

 

 

「アジャイルな見積りと計画づくり」もなかなかボリューミーなので、自分はもっと簡単な本でアジャイルの概要をつかんだ。仕事でアジャイルを使うこともなく、試験で問題を解けたらいいレベルなので。

 

前職の最後の方で「PMBOK第7版は改定が大きすぎて大変」、という話はよく聞いていた。前職で仕事を共にしたPMP保有者から「きっちりした成果物(例えば資料とか)を、正しい方法で作るための規則がPMBOK」と聞いていた。だが、7版から「お客様の価値」が優先、今までの「規則」っぽい内容から「原理原則」ベースに急転換。

 

この変更をお菓子作りのパティシエに例えると、分量をきっちり厳密に計って、寸分のミスも許さずお菓子を作るのがパティシエの仕事。

そんなパティシエが突然、「明日から俺、ご家庭のお母さんの味に変えるから!」、「美味しけりゃ目分量でいいんだよ!」、「時間をかけてないでまず物を作れ!(最小実行プロダクト!)」と言い出すようなことに近い。そんなDV夫みたいな豹変を理解することは簡単ではない。ということで、まずはPMBOK第7版をサマリした、簡単な本から購入。


ここまでお金をかけてPMBOKのさわりを理解したところで、PMI公式のPMBOK第7版を購入。

 

ここまでくるとなんとなく意味が理解できるようになってきた。

ただし、アジャイルメインにPMBOK第7版は変わりつつも、第6版のプロセスベース、つまり厳密パティシエ版のもPMP試験には出題される、という話も動画で見た。そのためにはまたしてもPMI公式の「プロセス郡:実務ガイド」を買って理解した方がいいとのこと。

ただし、アジャイル実務ガイドの素晴らしい翻訳、そして金額の高さでこちらの購入は見送り。PMIの商法が新興宗教の法外なお布施かと思いました。

 

代わりに「第6版の内容で、もはや第7版では役に立たない」と言われていた参考書「PMP虎の巻」に着目。これが大当たり。新試験対応と書かれつつ、ほぼ第6版の内容。そしてまず日本語がとても良い。読んでいてすっと理解できる。こういう本を読みたいのよ、俺ら日本人は。。。

 

ここまでやって、模擬試験を試すことにした。

 

  • JPSラーニングシステム:まずはイトーダさんの会社が提供する、JPSラーニングシステムにお布施。

www.japan-project-solutions.com

 

3万円コースが半額で1万5千円だったので、思い切って購入。スマホのブラウザで見ながら、各分野ごとに学習ができる。そしてJPSの問題集は量の多さと、日本人が理解できる日本語の文章。日本語が難しいPMBOKガイドやアジャイル実務ガイドは、本来こういう意味で言っているのか、ということがわかり理解が深まった。ただしその反面、実際のテストはJPS模試のような見やすい日本語、つまり翻訳がここまで「日本語ナイズ」されていない。なので、先に受験した同僚からの教えに従い、PMI公式が出すインターネット問題集「StudyHall」も購入して試してみた。

 

  • StudyHall:Essentialと通常版のサブスクリプションが選べるPMI公式の問題集。ちなみに全部英語。Essentialは本番想定の模試が2回可能で、通常版は5回可能。自分は通常版にしたが、5回の英語模試に加えて、日本語でわりときれいに訳された模試が2回分入っていた。つまり通常版は7回分の模試が可能。これをひたすら実施。1回あたり4時間かかるが、土日に時間を作って、なにがあっても1回は気合で解いた。1回やるだけでも体力と知力を吸い取られるが、公式模試なだけあって、一番本番に近かった。だたし本試に同じ問題は一つとしてなかった。
    わたしは英文を達者に読めないので、GoogleChromeかSafariでStudyHallを開き、各ブラウザのリアルタイム日本語翻訳機能を実行。これもとても読めた日本語じゃないが、このダメダメな斬新な日本語が本番試験に近かった。そう、PMPは日本語の問題。

    chromeの日本語翻訳機能↑

    www.pmi.org

 

模試で間違った問題は大抵二通り

  1. 不明な単語があって問題の意味が理解できていない
    →わからない単語や、誤った問題に出てきた単語を、テキストの1ファイルにひたすら集約。単語の重複があってもよし。
  2. なぜその答えになるのか理解できていない

 

まず1については、ChatGPTなどのAIに単語の意味を聞いて学習。ここで意味を理解する。ただしAIもハルシネーションという誤解に基づく回答があるので注意。余裕があれば、AIの回答をPMBOKガイドやその他参考書でダブルチェックして確認。

そしてわからない単語を1つのファイルにまとめたテキスト。1回の模試で1ファイルとかにすると良い。これをAIに添付し、以下プロンプトで分析してもらう。AIになんでも聞くのではなく、分析させる。これがAIの真骨頂であり、AIに使われるんじゃなくて、使い倒す。

【プロンプト例文】

あなたはPMP試験対策のプロフェッショナルとしても振舞ってください。わたしはPMPにて模擬試験を行った結果、添付ファイル内の単語が出た問題が不正解でした。
添付ファイルは、不正解の単語を羅列しているだけのファイルであり、単語の重複もあります。
まず、添付ファイルの不正解の用語、単語の重複の多さなどから分析し、わたしがPMP試験においてなにを理解していないか、どの分野の知識が不足しているか示してください。その分析結果より、PMBOKガイド第7版及び、アジャイル実務ガイドなどで、どこを重点的に学習すればよいか、教えてください。

 

【添付ファイルの例】

MVP(Minumum Value Product)

EVM

SPI

TCPI

リーン

レトロスペクティブ

デイリースクラム

スクラムマスター

スクラムマスター

フィジビリティ・スタディ
IRR(内部収益率)
ROI(投資収益率)
ダイナミック・スコープ・オプション契約
投資収益率 (ROI:Return On Investment)
正味現在価値 (NPV:Net Present Value)
内部収益率 (IRR:Internal Rate of Return)
ステークホルダー評価マトリックス
組織変革
スケジュール差異(SV)
ビジネス・ケース
期待金額価値(EMV) 
ディシジョン・ツリー
リスク許容度
正味現在価値(NPV)
プロジェクト立ち上げの背景
アジャイルマニフェスト
安全、品質、内部統制、スチュワードシップ
プロジェクトのコンプライアンス関連項目
タスクボード
ホーソン効果
確証バイアス

 

 

するとこんな感じでAIが分析結果を提示してくれます。便利な世の中になりました。

 

### 数学的戦略分析と重点学習アドバイス

#### 1. **誤答パターンの統計的分解**
```python
# 誤答単語の頻度解析(上位10項目)
import pandas as pd

domain1_errors = ["サーバントリーダーシップ(4)", "プロダクトオーナー(4)", "バックログ(4)", 
                 "コンフリクト対応(3)", "レトロスペクティブ(3)", "スクラムマスター(3)", 
                 "スプリント(3)", "変更要求(3)", "自己組織化(2)", "アジャイルPMO(2)"]

domain2_errors = ["SPI/CPI(9)", "EAC/ETC/BAC(7)", "契約タイプ(6)", 
                 "変更管理プロセス(5)", "WBS関連(5)", "リスク対応(5)", 
                 "スケジュール手法(4)", "品質管理(4)", "アジャイル原則(4)", 
                 "資源管理(3)"]
```

 

 

 

これで自分の苦手分野が理解できたら、その分野をひたすらPMBOKや参考書などで重点対策。ノートにメモする等。それができたら、また模試を繰り返す。不正解のところはメモしてAIに傾向を分析してもらう。このループをひたすら繰り返す。

これにより、2.も自然と理解できるようになる。

 

JPSラーニングシステムは、個別の分野問題を全問実施。解説は流し読み。模擬試験は3回中3回実施。わからなかった単語はメモして、AIに分析。

StudyHallも基本的に同様。5回中4回の模試を実施。キレイな日本語版模試も、2回中2回実施。StudyHallは問題の難易度、誤回答箇所などをフィルターできるので、復習がしやすい。そして解説がPMBOKガイドやアジャイル実務ガイドの章つきで記載してあるので、どこを復習すればよいかわかりやすい。ただ日本語に難がある。

 

その間で、やっぱり人の言葉でPMBOKなどの説明を聞きたいのでUdemyの以下コースも購入。特にパフォーマンス領域ごとに動画が分かれているので、AIが分析した苦手分野だけを重点的に繰り返して、これを聞き流した。

www.udemy.com

 

私生活は忙しく、睡眠も満足に取れない状態だったので、それでもまだ不安が残っていたが、勉強時間はなんとかギリギリ捻出。それならば、お金でありったけ投資してしまえ!というギャンブラー精神が発動。こちらも購入。

問題は解かなかったが、試験の解き方を重点的に聞く。戦略といってもいい。PMPは消去法。

www.udemy.com

 

 

そして受験:無事に一回目で合格。

ここまでお金をかける必要があったのか?とは思うが、知識や勉強時間が足りなかったらお金で解決しろ、というギャンブラー精神を忠実に実行。007カジノロワイヤルのジェームズボンドも、テロリストを倒すためにカジノに行って税金でギャンブル。残念ながら私は私財投入でしたが007のような気持ち、賭けの気持ちで本や試験対策を買ってました。

これでもし落ちてたら、もう凹んで2回目は受けなかったと思います(笑) 現場で経験を積んでいたとはいえ、体系的なマネジメントの知識がさっぱりだったので、これで良かったと思います。いったんコスパなんて言葉は窓から放り投げました。ただ、他の方に同じことをしてほしくない。

 

007スカイフォール、そしてロッキーのアイオブザタイガーの気持ちで本番試験に挑んだ。映画も名作ですが、音楽も名曲です。モチベーションを上げていきましょう。

skyfall

youtu.be

 

youtu.be

 

 

試験が終わって(振り返り:レトロスペクティブ)

結論から言うと、まずTOEICを勉強したほうがいいんじゃないか?

翻訳が斬新なので、もはやTOEICを勉強して英語で読んだほうがきっと合格率が上がると思います。急いでPMPを取る必要がない人、PMPの受験資格に満たない業務年数の方は、まずはゆっくりTOEICを勉強して英語を覚えたほうが絶対にいいと思います。この試験は日本語が難しすぎるので。

 

そしてPMIイズム。

youtu.be

 

翻訳者であり、PMP完全攻略ガイドの鈴木さんもこの動画で言ってますが、アメリカの文化の理解、アメリカで働いた経験がないと、PMIイズムを読み解くことが難しいと仰ってます。

いちおう35時間研修などでもPMIイズムの重要性は語られていましたが、いざ模試をやると選択肢が4択程度あり、2択までは絞れても、その2択がどちらも正解に見える場面に多々遭遇。このとき、PMI倫理・職務規定が役に立つという感じ。あなたがPMI会員だったら、どのような倫理で判断するか?を問われる。

が、これもまた難読性が高い(笑)

 

【PMI倫理・職務規定】

https://www.pmi.org/-/media/pmi/documents/public/pdf/ethics/pmi-code-of-ethics.pdf?rev=a58986f9318646ea9efb5fa6c1417cf8&la=ja-jp

 

 

というわけで本ブログの本質はビジネス語りではない。PMP取得でコンサルに転職!とかそういうノリは一切ない。お前ら、コンサルしてねえで手を動かせやコラ、という態度。

ここは映画ブログなのでハリウッド映画に基づいて語る。そしてこのPMIイズムの理解にはアメリカ文化の理解も必要と、翻訳者も語っている。その観点でPMI倫理・職務規定とはなにか?

そう、それはイコライザーだ!

 

 

 

 

 

いいですか、これはギャグで言ってません。

本気で言ってます。

PMIイズムを覚えたければ、デンゼル・ワシントンのイコライザーを見ましょう!!!

時間のない方は1だけでいいと思います。ただ1を見たら面白すぎて、2も3も見たくなるかと思います。そこでPMIイズムも覚えましょう。あの意味不明な日本語で文章を読むのはお勉強モードになって辛いので。

 

イコライザー作品紹介は以下。

www.sonypictures.jp

 

19秒で世の中の悪を完全抹消する。
守るべきは少女の“夢”、正すべきは世の“不正”

アカデミー賞®受賞俳優デンゼル・ワシントンが
少女を守るため悪に立ち向かうハイスピード&ハードボイルドアクション

 

ストーリー

昼はホームセンターで真面目に働くマッコール(デンゼル・ワシントン)。元CIAのトップエージェントであったが、現在は静かに暮らしている。ある夜、娼婦のテリー(クロエ・グレース・モレッツ)と出逢い、本に関する他愛のない会話を交わす内に、彼女がロシアン・マフィアに酷い仕打ちを受けていることを知る。人生に夢さえ抱けず、傷つけられるテリーを助けるため、夜、マッコールはもう一つの「仕事」を遂行する-。それは人々を苦しめる悪人を葬り、どんなトラブルも完全抹消すること。しかし、この「仕事」がきっかけとなり、ロシアン・マフィアがマッコールを追い詰めて行くが・・・

何度この手のあらすじが映画化されたかわからない、よくあるあらすじの映画です。映画評論家のギンティ小林氏いわく「舐めてた相手が殺人マシンでした映画」。これをアメリカの良心こと、アカデミー賞俳優のデンゼル・ワシントンが演じるとまた奥深い、なにか良い事を言ってそうな映画になります。イコライザーに関しては映画ブロガーのあいだで「イコる」という素晴らしい造語まで発生し、界隈ではとても有名になっています。

 

yamamotodesuken.hatenablog.com

 

この「ハンマーを手に取るシーン」と「ハンマーを元の位置に戻すシーン」の間において、一切の暴力シーンは挟まれていません。これがいわゆる「イコる」という名のアクションです。

 

「起承転結」の「起と結」だけを見せることによって、観客の想像力を掻き立て「承と転」を補完させるため、もはや一種の知育映画と言っても差し支えないのではないでしょうか。

 

 

イコライザーはサーバントリーダーシップ

サーバントリーダーシップの「サーバント」は執事。つまり、執事のように振舞い、困った人がいたらその仕事を肩代わりするのではなく、困っていることを特定し、その困りごと(ブロック要因)を解決してあげて、その人本来の働きができるようにする―。

まさにイコライザーのロバートマッコールそのものである。

 

  • 責任:社会などの利益を最優先して行動。

警備員志望の肥満な若者のダイエットメニューを考案して付き合うマッコール

ギャングになりそうな若者に、正しい道を説くマッコール
  • 尊重の精神

先の見えない仕事につく女性の相談に乗るマッコール

 

なお、マッコール流の阻害要因への対応は以下となる。

PMP試験では、19秒で悪を抹消する選択肢はないので安心してほしい。

 

  • 公正:世の中の不平等を正す。

 

  • 誠実

    汚職刑事に怒りの説教をするマッコール

    youtu.be

    警官は倫理の象徴だろう。保護と奉仕、法の遵守、正義。忘れたか?

 

youtu.be

 

お前がバッジを裏切ったからだ。バッジを汚すような真似をした。わかるか?正義を行うんだ。正義を行え、フランク。正義を行え、他の良い警官たちのために。

 

PMP試験のシナリオ問題はこう考えるといい。

  • 自分がロバートマッコールとなり、数々のトラブルや問題を解決するにはどうしたらいい?

 

まとめ

効率のいい勉強方法はこんな感じじゃないかと。

  • (時間に余裕がある人)TOEICを勉強。700点から800点ぐらいで長文読解ができるようになるまで英語を覚える。
  • (全員)PMI倫理規定として、イコライザーを見る。最低限1は見る。
  • イコライザー鑑賞後、PMI倫理規定を読む。

    https://www.pmi.org/-/media/pmi/documents/public/pdf/ethics/pmi-code-of-ethics.pdf?rev=a58986f9318646ea9efb5fa6c1417cf8&la=ja-jp

  • PMI会員登録(年会費はまだ払わない)
  • 35時間研修受講
  • PMIサイトで35時間研修の実績登録。ここでPMI会員費を払ってもいいかもしれない。
  • (必須でおすすめ)PMBOKガイドを購入。現在は7版、近々8版になるそうなのでその時の最新を買う。PMI会員だと安いらしい。
  • (必要に応じて)アジャイル実務ガイド、またはプロセス郡実務ガイドを買う。自分の理解度に応じて決定。ただし日本語が微妙。なので、適応型(アジャイル)が苦手なら先に添付した「アジャイルな見積りと計画づくり」、予測型が苦手なら「PMP試験合格虎の巻」を買って読むことをおすすめ。
  • 模擬試験を購入。ここから模擬試験は利用期限(大抵購入後から3か月)が出てくるので、PMI公式サイトより受験日程も決めるとよし。
  • JPSラーニングシステム、またはStudyHallで問題を繰り返し説いて、不明点はAIに確認したり、分析して自分の弱みを理解する。
  • PMP試験に受かりそうなら、StudyHallだけでいい。自信がなかったらJPSラーニングシステムも活用という形でよいかと。
  • JPSラーニングシステムは模擬試験の時間配分がイケてるので、本番の時間配分をつかむのに便利。
  • StudyHallは自分の苦手分野をカテゴリごとに理解したいとき、イケてない日本語翻訳の問題に目を慣らすときに便利。
  • (重要)PMPの日本語は、国語の問題であり消去法の問題。煩わしい人はTOEICで英語を覚えて、原文でテストを推奨。難易度が格段に下がるはずです。
  • 復習として先に買った参考書を読み解くことと、忙しい場合はイトーダさんの動画とUdemy「【短時間で学ぶ】忙しい人のためのPMBOKⓇガイド第7版~概要編~」で、ながら作業や隙間時間にひたすらリスニング。

    【短時間で学ぶ】忙しい人のためのPMBOKⓇガイド第7版~概要編~ | Udemy

    www.youtube.com

  • 合格すると証書がもらえます。

    credlyでの電子バッジ

     

  •  

    テストの結果:これも合格わりとギリギリでした。問題を解いていても、絶対に正解だと確信ができるものが少なく、受かった気がしなかったです。かなり難しかったです。

  • 合否どちらにせよ、すぐに結果が判明します。テストセンターだと試験後すぐに紙で結果をもらえます。


    金額も敷居もお高い試験ですから、合格を目指してお互い頑張りましょう。この記事が皆様に役立つことを願って。

2024年映画ベスト10

今年は近所に映画館が完成したこともあり、たくさん映画を見れた年だった。そんなわけで面白かった映画をご紹介。

 

  1. オッペンハイマー
  2. シビル・ウォー アメリカ最後の日
  3. ビバリーヒルズコップ:アクセルフォーリー
  4. ラストマイル
  5. 侍タイムスリッパー
  6. グラディエーターⅡ 英雄を呼ぶ声
  7. エイリアンロムルス
  8. 憐れみの3章
  9. Cloud
  10. レベルリッジ

 

1位 オッペンハイマー

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アカデミー賞を総なめにした理由は納得。面白いかどうかというより、ただただ凄まじい映画だった。全編IMAX撮影かつIMAXシアターで見たので映像も良かったが、オールスターキャストで脇役すらも名優を使っていて贅沢。みんないい演技。ストーリーも近代で人類史が変わってしまった瞬間、つまり核爆弾を作ってしまった瞬間を描いており、非常に罪深い話。

広島、長崎の被爆被害を描いていないとして、公開前から批判される声もあった。自分も見る前はあまりいい感情はもってなかったし、通常そういう映画は率先して見ない。けれども、クリストファーノーランの映画なら確固たる理由があって日本の被曝を描いてないんだろうと思い、観に行った。そして観て正解だった。

この映画は題名にオッペンハイマーとつけながら、彼への目線はひたすら冷たい。最後の最後まで彼が幸せになることはないどころか、やったらいけない事をやってしまった人として描かれて、救いなど全くない話。

過去のベトナム戦争への従軍で、アメリカ人ながら反米、反戦映画をたくさん作るオリバーストーンが本作を絶賛していたように、この映画は非常に反米、反戦的。被爆者は描かれなくとも、アメリカ戦勝記念スピーチのシーン、足音でガヤガヤするシーンがとにかく恐ろしく、嫌悪感があるように描いている。そして主役のオッペンハイマーが報われることはない。少し報われたなと思ったら、地獄のようなエンディングに突き進む。その地獄の現実を観客にも突きつける、劇薬のような映画でもある。

昨今のウクライナ、イスラエル、パレスチナで核戦争の恐怖は増している。今、この平和は薄皮一枚だけでしか繋がっていないんだ、と嫌でも実感させられる。

情報量がたくさんある映画なので、日本語吹替版での鑑賞がおすすめ。

 

 

 

2位 シビル・ウォー アメリカ最後の日

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アレックスガーランドの監督最終作と言われている本作。次作は、シビル・ウォーで軍事顧問を務めた元Navy Sealsのレイメンドーサと共に、イラク戦争映画を作るそう。そこでは補佐として参加するに留まるんだとか。だが、シビル・ウォーを見れば監督を引退するにはもったいない、キレキレの出来。

戦争映画でありつつ、内戦が起きた未来のアメリカというSF要素もあり。SFとアクションの絶妙なバランスが、過去にガーランドが製作脚本を担当し、事実上監督だったとウワサされる2012年版ジャッジドレッドに近い。あちらも大傑作でした。

 

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ネットでミームとなった、ジェシープレモンスのこの演技も凄かった。我々アジア人から見たら恐怖でしかない。

 

この映画が他の戦争映画と違うのは、戦場カメラマンを主人公としているため、兵士目線でなく一般市民目線で激戦の前線を体験できること。そしてそれは、武器を持たず、軍事訓練を受けてない自分たちにとって、非常に恐ろしい体験になるであろうということ。わざわざ戦争に行かなくてもその恐ろしさを体験できる映画。

 

3位 ビバリーヒルズコップ:アクセルフォーリー

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口八丁手八丁、こいつがいればもう大丈夫!(木曜洋画劇場でのビバリーヒルズコップのCM)

 

そんなあいつがNetflixで帰ってきた。1作目は笑ってほろりとくる人情もので、当時の監督は数々の傑作を取ってきたマーティンブレスト。あのマーティンブレストな感じに立ち戻り、本作の監督は異なれど、原点回帰しているのが素晴らしいです。これもトップガンマーヴェリック同様に、製作のジェリーブラッカイマーが復帰したそうで、面白さが戻ってました。

娘や新キャラを登場させて、現代では通用しない老いを描きつつ、お得意のマシンガントークで乗り切るのも健在。そして2のような派手なアクションもあり、最高でした。

Blu-rayを出してほしいぐらい良かった。Netflixさん、出さないかな?

 

マーティンブレストといえばこれが最高。

 

 

4位 ラストマイル

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過去の「踊るシリーズ」映画化で、テレビ局製作映画には懲りた。俳優のゴリ押し、宣伝のゴリ押し。普段なら絶対見ないタイプの映画だが、やたら評判が良いので見に行ったところ、大傑作に当たった。脚本よし、予算良し、社会とリンクするメッセージありと完璧な映画。 邦画の到達点だと思う。

社会派問題を描きつつ、それを知らなくても楽しめる作りがお見事。エンタメとして純粋に楽しい。そして某企業の問題を知っていたら、社会派映画としても楽しめる。見た後でこの動画を見ると、ラストマイルがフィクションではない事がよくわかります。

 

A◯zon倉庫で5人死亡、報道されない闇暴露、貧困層搾取のブラック労働ー街録ch

 

満島ひかりも「愛のむきだし」以来に出演した映画を見ましたが、ほぼ自分の同い年なのに老けることなく、昔と同様に綺麗でビックリ。満島ひかりのアイドル映画を見てるんじゃないか?と思うほど美しい彼女の姿、小さな顔、細いウエスト、大きな目。そして演技もいい、そんな彼女の姿を拝める映画でもあります。

そして火野正平の遺作でもあり。最後にかっこいいおじさんの役でなおかつ大傑作。これで役者人生を終えられるなんて、役者冥利に尽きると思います。上述のとおり、わりと社会派で闇を描く作品で明るい話ではないですが、そんな中でホッと安心させてくれる役を火野正平が演じています。

 

5位 侍タイムスリッパー

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感想は本ブログで書いたが、ただただ素晴らしかった。

 

6位 グラディエーターⅡ 英雄を呼ぶ声

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名監督、巨匠として有名なリドリースコット。近年はあまり見れてないですが、エイリアンシリーズ前日譚のプロメテウス、エイリアンコヴェナントと乱発し、興行的にも批評的にも失敗して、当面エイリアンシリーズ製作中止となったり。殿、ご乱心!状態で今作も心配していたが、それは杞憂に終わった。

ハリウッドらしい大金をかけたであろうリッチな映像を堪能でき、派手なアクション、巨大なセット、名優たちの演技など全てが素晴らしいです。1には及ばないにしても、傑作なのは間違いなし。

 

私生活も映画の中も善人として有名なデンゼルワシントンですが、たまに敵か味方かわからない役を演じると、水を得た魚のようにいきいきする稀有な役者。トレーニングデイではそのノリでアカデミー賞助演男優賞も受賞していた。

今回のグラディエーターⅡも、トレーニングデイ的な「怪しいデンゼル」が復活!本人もノリノリで演じていて楽しそう。

思えば大好きなデンゼル映画イコライザーシリーズも、最新作の3は善人なのに、敵の倒し方がホラー映画の悪役のような怖さがありましたが、グラディエーターⅡは善人オーラをかなぐり捨てて、終始オラオラしてて最高です。

古代ローマが舞台ですが、心なしか服装も現代のヒップホップ感、それこそLAのサウスセントラル、つまりギャングだらけの犯罪多発地域にいそうな風貌(ダボダボファッション、キラキラの指輪等のジュエリー)で、これはもう古代ローマ版トレーニングデイと呼んでもいいのでは?と思いました。

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7位 エイリアン:ロムルス

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前述のとおり、リドリー殿の御乱心でシリーズ復活はないのか?と思っていた。だが、ドントブリーズなどのホラー映画を作るフェデアルバレスがやってくれた。シリーズは見事に復活。

フェデアルバレス監督がエイリアンシリーズの大ファンで、過去作のようにCGをあまり使わず、人形でエイリアンを作ったり、セットも作ったので迫力ある仕上がりになっていた。

そしてエイリアンの要素+ドントブリーズの要素、この融合が大成功。

主人公を一新し過去作に出てない新キャラ、10-20代の若者にして彼らがモンスターのエイリアンに襲われる構成にした。これで過去作を一切見てない若い子も見れるし楽しめる、一見さんオッケーな作品となり幅広い支持を得た。それだけでなく、シリーズを追っているファンには驚きのサプライズもたくさんあり、固定ファンの取り込みも手堅かった。

エイリアン1は今見るとゆったりした映画。エイリアン自身も隠れんぼしてるように、のそーっとゆったり現れるモンスターだが、そこも現代に合わせてアップデート。エイリアンがゆっくり怖いのは変えずに、フェイスハガー軍団からの猛ダッシュがスピード感を高めていた。終始、巧みな一作だった。

昔は映像技術や予算でできなかった無重力描写に力を入れたり、重力装置のオンオフ、パルスライフル試作品のギミックもイケてた。

 

 



 

8位 憐れみの3章

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超面白いかと言われたら微妙だが、印象に残る作品だった。

「世にも奇妙な物語」のようなオムニバスが3話あるので、3章という題名になっている。役者は同じで、章ごとに別の役を演じている。不思議でわりと怖い話ばかりなのも、「世にも〜」と共通する。そんな話に、ダウンタウンの「笑ってはいけない」「サイレント図書館」のギャグ、シュールさを混ぜた映画が、憐れみの3章。

お高くとまってる映画は見えるし、実際お高くとまってるんだろうけど(ギリシャ神話の舞台劇をモチーフにしてるとか)、話はなんてことない、ひたすらしょーもない話に終始するのが好き。

どれもブラックな笑いが散りばめられてますが、2章で妻が行方不明となり、同僚夫婦と過去のホームパーティのビデオを見るシーンは爆笑でした。とてもダウンタウン的なシュールさがあった。

 

 

 

9位 Cloud

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黒沢清映画、初体験。これも超面白いかと言われたら微妙だが、やけに印象に残る作品だった。

仕事柄、クラウドコンピューティングに触れる機会が多い。クラウドとは従来のようにコンピュータをペットのように扱わない、つまり手塩にかけて育てるのでは無く、家畜のように扱うことを真髄とする。これにより難しいコンピュータ技術はクラウド業者に任せて、御社のビジネスにもっと注力してください企業さん、というのがセールストーク(もちろん世の中そう簡単にはいかない)。

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AWSのベストプラクティスで最低限知っておくべき10+1のこと ー Amazon Web Service Japan

 

監督がそこまで深く考えてるかは微妙だが、転売ヤーという、製作者が丹念に作った商品(ペット)を家畜として扱って、安くペットを手に入れて、高くつけて転売して利ざやで稼ぐその仕事ぶりは、まさに題名のクラウド的。

SNSなどで人も含めて全てが「クラウド」として家畜化された今、人はどういう感情になって、どんな行動をするのか?を、転売ヤーと犯罪を通して描いた不思議な一作。意味不明にホラーっぽく映画を作ってるかと思いきや、実は冷徹に今現代を描いてる。

 

10位 レベルリッジ

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Netflix配信の映画。70年代の映画を思い出す、硬派で渋い一作。しびれた。

話の筋といえば、イコライザーや96時間と同様の「舐めてた相手が殺人マシンでした」映画(命名 ギンティ小林氏)なんだけど、そこにアメリカンニューシネマ的な渋さを入れたところが新鮮。Netflix配信映画は、ハッピーエンドよりもビターエンド、アンハッピーエンドが多い。現代のニューシネマと言ってもいいかもしれない。作家性の強い映画も案外多くて素晴らしい。本作のようなアクション映画ですら、この渋さですよ。

そしてテラビシアにかける橋で、かわいい女の子だったアナソフィアロブが、綺麗な幸薄美人(そういう役なのでそういう風に演じている、本人が幸薄ではない)になって登場して、これもまたビックリ。意外な拾い物の傑作。

 

「舐めてた相手が殺人マシンでした」映画の傑作たち。↓

 

 

 

アナソフィアロブはこの映画もとても素晴らしいです。

 

 

 

 

その他:リバイバル上映

2024年はリバイバル上映が素晴らしい年でもあった。

生涯不動のマイベスト1であるターミネーター2のリバイバル上映は、相鉄ムービルとイオンシネマみなとみらいで2回観に行った。誇張なく100回は見てるであろうT2だったが、劇場で見たことがなかった。劇場で見たT2はまた別物だった。T1000の恐ろしさは激増、そしてシュワちゃんのかっこよさも激増、エンディングの感動は無限増大で大変だった。

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2の予習として見た、グラディエーター1のリバイバル上映も素晴らしかった。過去見た時はあまり面白くないと思っていて。

そういう感想だったので、リバイバル上映も直前まで観に行くか迷っていたが、ほぼ内容を忘れていたので見直そうという、わりと後ろ向きな理由で再鑑賞。妻にも「前見た時はつまらなかったんだよね」と話して、「そんな映画をあなたは金払って見るの?」と言われつつ、全部奢って外食をご馳走すると説得して、一緒に見に行った。

 

その結果、夫婦ともども涙が出るほど大傑作という感想となり、なんなら俺はリドリースコットの映画の中でエイリアンを超えて1番好きな映画にすらなった。

普段あまり映画を見ない嫁も、超面白いと絶賛。事前につまらないと俺に言われてたから、余計に面白かったそう(笑)狂ったようにラッセルクロウかっこいいを連呼して愛を叫んでいるところに、近年のラッセルクロウ御大の姿を見せたら発狂。俺は最近のラッセルクロウも好きですよ!

 

それにしても昔見た映画の感想が変わるって、不思議なものだと思った。

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インターステラーは公開当時、劇場で見るのは逃していたので今回のリバイバル上映でIMAXで鑑賞。

T2も劇場で見ると迫力が変わったが、全編IMAXカメラで撮影する傾向にあるクリストファーノーランの映画は、家のテレビで見るのとIMAXシアターで見るのは完全に別物。クリストファーノーランの全編IMAX撮影の映画は、 どんなに忙しくても、どんなに高くても見る価値があると実感。それぐらい素晴らしかった。

そして過去10年弱前に見た時よりも、涙腺へのインパクトが強い映画となっていた。親の死、新たな命の誕生を経験した今となっては、もう涙無しには見られない映画となっていた。

親がいなくても子は育つ、とはうっすら思っていて。でも改めてインターステラーを見ると、人(親)は物理的に不在になっても、その心は他の人(子)に残り続けるんだな、と思いました。とにかくIMAXで見るインターステラーはエモかったです。

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侍タイムスリッパー

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仕事やプライベートが忙しくて、長らく更新してなかった映画ブログだが、ひさびさに時間を削ってでも書きたい、と思った映画。

昔と違って邦画も見るようになって、ゴジラマイナスワン、ラストマイルとか、ハリウッドにぜんぜん負けてない、むしろ面白さがハリウッドのエンタメ映画を超えてる邦画も本当に増えてきた。

 

そして侍タイムスリッパー。めちゃくちゃ面白かった。ジョーカーフォリアドゥより面白いし、今年見た中のトップ3ぐらいに入る。やっぱり映画は制作費、お金だけじゃない。アイデアとストーリーが大事。そして低予算ながら頑張った俳優さん、スタッフ、監督も素晴らしい。

ちゃんとした翻訳、つまりターミネーター方式で、冒頭に日本の幕末の簡易的な歴史をテロップで入れるとかの追加をしたら、海外、サムライが人気のアメリカなどで売れるんじゃないか?と思ったりした。

 

↓ターミネーター方式の例

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低予算、タイムトラベルものというのもターミネーター1を彷彿とさせる。ちゃんとSF(少し不思議、のほう)をやってるし、後半の捻りの展開、ラストの痺れる殺陣など、めちゃくちゃ面白かった。ちょうど真田広之が徳川家康モデルのドラマ、SHOGUNでエミー賞を獲った後なので、内容もタイムリー。もしかして真田広之も?と思わせる力が、この映画にはある(笑)

最後の殺陣は、レイドGOKUDOのキラーマスターとのタイマン勝負を思い出した。それぐらいの緊張感、感情を揺さぶるドラマ。まったく期待してなかったけど、意外すぎる大穴、ダークホースだった。低予算映画と侮るなかれ。

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それと、以前職場で、会津若松出身の同僚がいた。薩長エリア案件が社内で募集された時、彼は上司に「申し訳ないが、その案件だけはどうしてもできません、すいません」とひたすら断っていた。「そんなこと言ったら山口出身の俺だって」と他の同僚は愚痴ってたのも笑えたが、100年以上経ってもダメなのか?とも思った。だが、本作を見ると、会津出身のその同僚の気持ちは何となく理解できた。この映画は現代にタイムスリップした、会津藩士の話だから。

 

このように、まったく理解できない相手(会津藩士)に感情移入させて、見てる側の感情を揺さぶることこそ、映画の最高なカタチの一つだと思う。今年で言うならば、日本に落とされた原爆を開発した男を描いたオッペンハイマーも同様。日本人の俺が到底理解できない、感情移入できないはずが、感情移入させられる体験(あれもとてつもない傑作だった)。

 

 

ジョーカー1も今思えばそうだったし、だからこそ評価が高かった。続編のフォリアドゥは、監督の前作への言い訳みたいな内容だから、あまり評価されてない。俺も酷評とまでは思わないが、蛇足だと思った。でもまさか、ジョーカーフォリアドゥで失われ、ジョーカー1にあったモノを、侍タイムスリッパーが表現するとは、まったく思ってなかった。 アーサーみたいな話でもあるのが意外。ジョーカー1で描かれる、チャップリンの名言「人生はクローズアップで見れば悲劇だが、ロングショットで見れは喜劇」という点を、侍タイムスリッパーも、見事に描いてしまう。

フォリアドゥに不満だった人は是非。ほのぼのしてるわりに、侍の本業である人斬り、死の影、幕末に起きた虐殺を語る映画でもある。ちなみに言っておくと、侍なのでジョーカーみたいに闇堕ちしませんが、代わりに誰も見たことがない、かっこいい侍魂を見せてくれます。

でも展開としては、主人公の高坂殿はジョーカー1のアーサーの体験に近くて、なかなかぐっとくるものがありました。

 

 

失われつつあるものの哀愁、メタルギアソリッドの小島秀夫が言うような「語り継ぐこと(ミーム)」とかをさらっと、1番良いタイミングで伝えてきて、かなり感動しました。真田広之とかが見たら、きっと喜ぶんじゃないかな?そのついでにアメリカ配給とかもしてほしいぐらい、とても良かったです。

 

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↑公式HPからの引用ですが、こんなギリギリで作ってたとは思えないぐらい、しっかりした映画になってて、それもまた驚き。本当に面白い映画なので、ぜひ映画館で見てほしい。

 

 

↑真田広之も出てた、トムクルーズのラストサムライ。これには時代劇では伝説の斬られ役、 福本清三も出ているが、実は侍タイムスリッパーは当初、彼を出演させたかったそう。だけど昨年亡くなってしまい、本作はエンドロールで彼に捧げるメッセージがあるのも粋。

侍タイムスリッパーは、まるで映画の神様がどこかで見てくれたかのような傑作だった。f:id:tianbale-battle:20241014030538j:image

 

トップガンマーヴェリック

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2019年あたりからずっと順延していてすでに2022年。ようやく見ることができた。

 

前作にまったく思い入れがなく、『トップガンマーヴェリック』を見に行く日の朝に、急いで前作をAmazonプライムビデオで予習したぐらい。実際、前作は「うーん、80年代!」という感じで、評判よりも微妙、わりと展開もモッサリした感じで、つまらなくはないがまあまあだった。

 

そんなわけでいざ、続編の『トップガンマーヴェリック』を見に行った。

 

これは、期待値を100億倍超える超絶、超超超(×100億回)大傑作で、傑作の多いトムクルーズのキャリアの中でも「ベストオブベスト」な出来だし、数年前に『マッドマックス 怒りのデスロード』が前評判を覆して傑作だったような、そういう類の伝説的な映画だ。

個人的にいえば、デスロードよりも明るい話で、こっちの方が好き(もちろんデスロードもブルーレイ持ってるほど好きなので、簡単に比較はできないが)。

世の中のいろんな映画は、娯楽や芸術であると同時に、ビジネスでもある。なので、お金のために続編がよく作られる。どれも一定水準以上だが、オリジナルを超えられない事のほうが多い。

つい先週も『マトリックスレザレクションズ』を見たが、それなりに面白かったけれども、前三部作の否定や内輪ネタなどが多く、ファン心理を逆撫でする内容で、期待してなかったとはいえ、製作者の主張ばかりで残念ではあった。

なので、映画でオリジナルを超えたのは、先のデスロードであったり、『エイリアン2』『ターミネーター 2』などがあるが、今作『トップガンマーヴェリック』は、それらの成功した続編に肩を並べた。内容と興行、どちらも成功した続編映画として、今後語られるだろう。

 

見た人が泣いてる声をよく聞くが、前作にまったく思い入れのない俺が見ても、今作は涙が止まらない展開が多かった。前作を見ているからこそ、そうなるのかもしれない。前作を見ていなくても楽しめるが、事前に見ていると感動がさらに倍になる感じがした。

 

 

少し前に日本のドラマで『半沢直樹2』が流行っていて、俺もよく見ていた。出演者が変顔する顔芸コントで笑わせるドラマでありつつ、半沢直樹の真っ直ぐな主張、ライバルだった人も仲間となり、世のため人のために生きる姿に心は打たれた。半沢直樹にはこんなセリフもある。

 

仕事は客のためにするもんだ。ひいては世の中のためにする。その大原則を忘れたとき、人は自分のためだけに仕事をするようになる。自分のためにした仕事は、内向きで卑屈で醜く歪んでいく。

 

大企業にいるからいい仕事ができるわけじゃない。どんな会社にいても、どんな仕事をしていても、自分の仕事にプライドを持って日々奮闘し、達成感を得ている人のことを、本当の「勝ち組」というんじゃないかと俺は思う。

 

『トップガンマーヴェリック』を貫くテーマや背景は、このセリフに近い。そしてさらにトムクルーズの「老い」も含めて泣かせにかかる。

 

トムクルーズがなぜそこまでして、自ら製作をしたりスタントも自前でやったり、CGよりも実写アクションにこだわるのも、すべては自分の限界に挑戦する劇中のマーヴェリックのような気持ちもあるだろうし、その根底には徹底したファンサービス、サービス精神や映画愛であり、映画のプロフェッショナリズムなんだと思った。

劇中もマーヴェリックは「戦闘機パイロットなんて過去の遺産、ドローンに取って代わる絶滅危惧種であり、お前に未来はない」と、上官にイヤミも言われる。これは今、映画館よりもストリーミングサービス主流のトムクルーズの立場そのもの。

そしてマーヴェリックが旧友に語る、「パイロットはただの仕事じゃないんだ、俺自身なんだ」というセリフも、職業俳優トムクルーズそのものだった。

 

こういう感じで自分の境遇を語りつつ、ですよ!それでいて「俺が歳食って辛くて、、、」と独りよがりにならず、若手を教えたり、かつてのライバルに華を持たせたり、エンディングは前作監督に追悼したりして、「俺が好き勝手に生きていられるのは、周りの人達のおかげ」というメッセージを送るトムクルーズの優しさ、強さに、もう涙しか出ないっす。

若手生徒などの脇役たちも劇中で光りまくるのも、こういうところがあるからなんだろう。ライバルのヴァルキルマーの出演にも、心を打たれた。昔はイケイケ兄さんだったヴァルキルマーが、こんなに丸くなって、暖かい眼差しができる俳優になったなんて思ってもなかった。自身の病も含めて、涙なしには見られないシーン。

 

本作の良いところは戦闘機に入ってIMAXで撮った大迫力の凄さもしかり(必ずIMAXシアターで見ること!!!!)、ドラマの良さもしかり、控えめに、とても抑えて言って、、、ちょっとここ20年で見た事がない完成度の映画でした。

エンディングのレディガガの曲が入るタイミング、そのレディガガの曲の歌詞、トニースコット追悼のメッセージ、その全てが完璧すぎた。

 

あと何回映画館で観に行こうか。ブルーレイももちろん買うが、これは映画館で何回でも見たい。劇場公開はいずれ終わるって?

そうだな、知ってる。だが、今日じゃない。

 

 

 

 

 



 

 






 

最近見た映画

コロナ禍で劇場に行けないので、Netflixで見てばかり。

 

ハスラーズ [Blu-ray]

ハスラーズ [Blu-ray]

  • 発売日: 2020/07/03
  • メディア: Blu-ray
 

ハスラーズ

J.LOがかっこいい美しい。実話物の犯罪ドラマ。時は2000年代。ニューヨークのストリッパーたちが、金融危機を起こしたウォール街の金融マンたちを、薬と色仕掛けで騙してお金を盗む話。女性版グッドフェローズといった感じで面白い。グッドフェローズのデニーロ的な役がジェニファーロペスなんだけど、ラティーノらしい親分肌な面倒見の良さと、それとは裏腹に人の見る目のなさ(人の良さが仇となる)が妙にリアルだった。

 

 

ヘイトフル・エイト [Blu-ray]

ヘイトフル・エイト [Blu-ray]

  • 発売日: 2018/03/02
  • メディア: Blu-ray
 

ヘイトフルエイト

ワンスアポン…は見たのにこちらは未見。フィルムで撮った映画のためか、オープニング映像の美しさと懐かしさ、エンニオモリコーネ(モリオーネ?)の懐メロなBGMと、古き良き時代の映画な作りが良い。さすがタランティーノ。

個人的にジャンゴがイマイチだったけど、これはかなり楽しめた。サミュエルLジャクソンもゲスかっこいい役で輝いてました。日本人が作った舞台の小道具なども綺麗。あと、チャニングテイタムの雑な扱いに笑った。

 

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タイラー・レイク -命の奪還-

スタントマンが監督したとのことで、マイティソーことクリヘム版の「ザ・レイド」とも言える、大迫力アクション映画だった。ストーリーはシンプルで、ひたすらCQBな接近戦アクションで魅せる。面白かった。ソー以外の代表作になると思う。

 

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6アンダーグラウンド

マイケルベイの最新作。破壊、綺麗なチャンネー、グロ、自由、アメリカ!という、相変わらずマイケルベイらしい一作。作風が90年代からなにも変わってなくて安心した(笑)ケバいメラニーロランもかわいい。ストーリーはまあマイケルベイなんで。。。アクションは凄い。パルクールの高層ビルで飛んだら跳ねたりアクションも良いアクセントで凄かったです。

架空の独裁中東国家に挑め、というお話で、電波ジャックしたら市井の市民たちが民主主義に目覚め、突如デモを始めて、市民の力でクーデター!というノリは、アメリカの傲慢さを見るようでシラけてしまった(笑)あんな簡単に民主主義が広まるなら、アフガニスタンやイラクにあんなに長い間駐留したり、ISISにあんな手こずっていないでしょ!(笑)

 

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隔たる世界の2人

30分一本勝負の小品。でもパワーは2時間映画以上。簡単に言うと、BLM運動の発端となったジョージフロイドの体験(突然警官に殺される)を、「恋はデジャヴ」のようにループする主人公の話。エンディングの警官に殺された人の名前、エンドロール後のトゥパックの歌詞が心に突き刺さった。

ちなみにいまのアメリカはアジア人差別だそうで、あの国では自由を勝ち取るためには毅然と戦う、いや、戦って自由を勝ち取れそれが理不尽だとしても、という感じで大変だと心底思う。だけどそれが本来の民主主義なのかな、とも思う。抗議活動のデモの語源は、民主主義のデモクラシーとも言われるし。

そもそも民主主義以前に、人種差別する奴はどの国の人でも脳に問題があると思うけど。一生懸命、リベラルな人たちも差別反対とかしてるんだけど、トランプ当選あたりから差別してもいいんだ、という空気がアメリカ中に蔓延しているイメージ。

遠くの日本から、日系アメリカ人や、在米アジア人を応援しています。いずれ、日本も移民が増えたりしたら、この映画と似たような世界、つまり日本人が白人みたいに特権的に国内で振る舞ったり、差別する側になるのかもしれないね。人に優しくありたいもの。